マリインスキー入団、永久メイのプロフィールとコンクール経歴

世界最高峰とも言えるロシアのマリインスキー劇場バレエ団に入団し、すぐにソリストへ昇格した注目の日本人バレエダンサー、永久メイさんのプロフィールや経歴、コンクール受賞歴をまとめました。

マリインスキーバレエ団公演での画像です。かわいいですね。


出典:Academie Princesse Grace インスタグラム



永久メイのプロフィール

生年月日:2000年5月生まれ

出身地:兵庫県

出身バレエスクール:深田真紗子バレエアカデミー、モナコ王立グレースバレエ学校(スカラシップ留学)

ご両親は、お父さんが日本人で、お母さんが日本人とアメリカ人ハーフで、永久さんはクウォーターということになります。頭の形やスタイルが日本人離れしています。

名前の英語表記は、May Nagahisaです。

経歴

永久メイさんの現在までの経歴を、時系列に沿ってご紹介します。

2012年のユースアメリカグランプリで優勝した後、スカラシップでモナコのバレエ学校へ留学中だった2015年に、カリフォルニアで行われたYAGPのガラ公演に出演した際にマリインスキーバレエ団のユーリー・ファテーエフ監督に声をかけられたことが、マリインスキーバレエ団への入団のきっかけとなりました。

学校卒業までまだ数年ある15歳の時点でスカウトされるとは、その時点で既に光る才能があったということですね。素晴らしいです。

そして、2016年にサンクトペテルブルクで開催されたマリインスキー主催の国際バレエフェスティバル『インターナショナル・ウィーク』に招待されました。このとき、永久さんは初めてマリインスキーの舞台に立ち、「ラ・バヤデール」の壺の踊り(マヌー)を踊りました。

2017年には、留学先であるモナコ王立グレースバレエ学校を最優秀卒業生として卒業し、すぐに研修生としてマリインスキーバレエ団への入団を果たしました。このとき永久さんは、若干17歳でした。

2018年には、正式入団年齢である18歳になったことで、研修生から一気にセカンド・ソリストまで昇進をしています。とても期待されている有望株なんだろうなと思います。

レパートリー

マリインスキーバレエ団の公式プロフィールに記されている永久メイさんのレパートリー(同バレエ団で出演した作品と役名)から一部をご紹介します。2019年3月現在の階級は、第2ソリストです。

・『くるみ割り人形』からマーシャ役(主役)
・『海賊』からオダリスクの3人
・『パキータ』からパキータの友人役
・『眠りの森の美女』からフロリナ王女役

永久メイのコンクール受賞歴

永久さんのコンクール経歴は以下の通りです。
若干12歳で国際コンクールで優勝をして留学をしたので、国内コンクールにはあまり参加していません。

2012年11月 YAGP(ユースアメリカグランプリ)日本予選 ジュニア部門で1位
2013年1月 NBA全国バレエコンクール2位
2013年4月 YAGP(ユースアメリカグランプリ)決勝ジュニアの部 優勝
2013年5月 こうべ洋舞コンクール 女性ジュニア部門  棄権(国際コンクール受賞歴があるため)
2017年2月 ローザンヌ国際バレエコンクール セミファイナリスト
2018年2月 ローザンヌ国際バレエコンクール 棄権(マリインスキーへの入団が決まっていたため)

とても上手で華があるダンサーなので、今後が楽しみです。プリンシパルになる日も遠くないかもしれませんね。

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