子供がいると、保育園や幼稚園、小学校、ご近所など色々と親同士の付き合いが増えますよね。
子供に何か習い事を習わせる場合、本人がやりたいかどうかがもちろん一番大切なことではありますが、親同志の付き合いや、親としての負担がどのくらいあるのかも考慮して、習い事選びをしたいと考えるママさんも多いのではないでしょうか?
バレエママはなぜ怖い?
バレエを習わせているママのイメージとして、なんだか怖そうというイメージを持たれることが多いようです。
実際私が子供時代にバレエを習っていたころは、他の子達のお母さんのことなど関心もなかったので、何とも思っていませんでしたが、今思い返すと昔から結構近寄りがたい雰囲気のお母さんが多かったなと思います。
あと、普段通りすがりで目にするバレエママさんは、バッチリメイクでファッションもキメて、お金持ちでプライドが高そうな雰囲気の方が多いです。
ではなぜバレエママはそのような近寄りがたい雰囲気なのでしょうか?
バレエは、男性ダンサーもいるものの、ほとんど女社会です。女社会なうえ、バレエの世界というのは競争やひいき・コネが結構当たり前にあるので、特殊です。
また、元々バレエは上流階級の娯楽ということもあり、現代でもお金持ちの家庭の子供の習い事の定番です。現在では、リーズナブルな月謝の教室もありますが(参照:バレエやってる子供はお金持ち?実際にかかる費用と安く習う方法も)、ホール貸し切りの発表会をやっているような教室だとある程度の世帯収入がある家庭の子供がほとんどです。
そのような世界で、子供を送り迎えする場合、ラフな格好で行ってナメられないようにしなきゃという思いを持っているママさんも多いのではないでしょうか。
もちろん、そのバレエ教室の立地や月謝の高さにもよりますが、少なくとも、スイミングや英語教室などと比べると、ラフな感じでお迎えには行けない雰囲気です。たまに男の先生がいる教室がありますが、そのような教室は雰囲気が比較的雰囲気が和やかです。
バレエの親同士のトラブルはなぜ起こる?
ここまでの話はあくまでも、どうしてバレエママはなんとなく怖いイメージなのか、という話でしたが、ここからはイメージではなく、実際にどのようなトラブルが親同士(主にママ同士)で起こるのかについて書きたいと思います。
原因
一番の原因は、発表会があるから。
やっぱりバレエを習わせている親としては、自分の娘にプリンセスのような素敵な衣装を着て舞台に立ってほしいものです。その姿を家族や、友人・ママ友に見せたいという人もいるでしょう。
ママさん自身がバレエをやっていた経験者であったり、ずっとバレエをやりたかったけれどできなかったりした場合、特にその夢を娘に託しているケースが多いです。
とはいうものの、バレエの発表会で全幕ものをやるとなれば、全員が全員プリンセスや妖精の役という訳にはいきません。地味な衣装やちっとも可愛くない衣装の役もあります。端っこで踊ることになることもあるでしょう。
バレエは、スポーツ系の習い事と違って、上手い下手が点数やスコアで出る習い事ではないので、いい役に抜擢された子がいれば「贔屓じゃないの?」と疑う人も出てきます。要するに嫉妬ですよね。
となると、普段から先生になんとか取り入ろうと積極的なママさんも出てくるわけです。発表会のときに先生に個人的にプレゼントを渡しているママさんも見たことがあります。
対策
なんとも特殊で面倒くさい世界ではありますが、自分の子供に習い事を楽しんでほしいなら、親が必要以上に介入しないのが一番です。
自分の子供がどの役になろうと、受け入れること。そして、配役に関して他のママさんたちと変な詮索をしないことが大事じゃないかなと思います。
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