バレエの食事制限で気を付けるべき4つのこと

バレリーナと聞くと皆、美脚で細くてすらっとしたスタイル抜群の女性をイメージするのではないでしょうか。

バレエを習いさえすれば、太い女性もバレリーナのように細くなれるのかというと、それは間違いです。「バレエエクサイズ」があるように、バレエの動きには確かにダイエット効果もありますが、それだけではバレリーナ体型にはなれません。

では、バレリーナたちは全員生まれつき太らない体質の選ばれし者なのか?というと、それも違います。プロのバレリーナも、プロを目指している中高生も、特に舞台の前に食事制限ダイエットしている人は多いです。

バレエはスポーツではなく芸術なので、足の長さや細さ、脚の形といった容姿の美しさも要求されるものです。見た目の美しさという理由以外にも、O脚だったり太っていたりすると技術的な面でも影響が出てきます。
太っていれば、ジャンプも重くなってしまいますし、機敏な足さばきも上手くできません。

ワガノワバレエ学校などの名門では、入学試験で体型もチェックされますが、女性ホルモンの分泌が増える10半ばには太ってきてしまう生徒もでてきます。バレエだけでなくフィギュアスケートや新体操など、ロシア式ダイエットは絶食に近いような厳しいものが多いです。

健康よりも細さを重視している印象で、それはどうなのかと私は思います。健康でないと長く踊り続ける体力も気力もなくなってしまいますよね。

今回の記事では、バレエの食事制限ダイエットで気を付けるべきことをまとめたいと思います。健康的に痩せて理想のバレリーナ体型を目指しましょう!



バレエの食事制限

食物繊維とタンパク質を摂ろう

バレエは芸術とはいえ、筋肉を使うというスポーツ的な要素もあるので、スポーツ選手同様、タンパク質を摂るように心がけましょう。タンパク質は、ささみ鶏肉や卵などに多く含まれています。

食物繊維も便通を良くするために重要です。ポッコリお腹のバレリーナはカッコ悪いですもんね。食物繊維は、オートミールや豆類に多く含まれているので、毎日の献立に上手く取り入れていきたいですね。

炭水化物やお菓子はほどほどに

炭水化物を含むメニューっておいしいものが多いですよね。

ピザ、ラーメン、パスタ、うどん、餃子・・全て炭水化物がメインの食べ物です。

炭水化物ダイエットは芸能人でもやっているという話をよく聞きますし、有名ですね。

バレリーナも炭水化物の量には気を付けている人が多いです。しかし、全くとらないというのは健康に悪影響なので、例えば炭水化物メインのメニューでも野菜でかさ増しするなど、バランスを考えつつ工夫しましょう。

また、高カロリーの脂っこい食事やお菓子などの間食も、控えましょう。全面的に禁止してしまうとストレスになるので、舞台が終わったら自分へのご褒美にお菓子などの好物を沢山食べるというマイルールを作っているバレリーナもいます。

夕食後のプチ断食をする

なるべく夕飯は早めの時間に食べて、それ以降は何も食べないようにすると効果的に痩せられます。19時以降は食べないのが理想的だと言われています。

胃を休めるという意味で、健康にも良いです。水分補給はもちろんオッケーです。

特に学生さんは夜にレッスンがある場合が多いと思いますが、レッスン後の夜食は控えましょう。レッスンの後にお腹がすいて寝れないという場合は、レッスンの1時間くらい前にしっかり食べることを心がけましょう。
レッスン直前に食べてしまうと、動くときに気持ち悪くなるので、時間に余裕があれば1時間くらい前がおすすめです。

「吐けばいい」はダメ!

たまに、「好きなだけ食べたいけど痩せたいから、吐いてる」「食べ過ぎたときは下剤を飲んで出してる」という人に遭遇するのですが、これは体に負担がかかって健康に悪いですし、癖になると拒食症などの摂食障害になってしまう危険があります。

このような方法で楽に痩せれる短絡的な方法をとると後悔することになるのでやめましょう。

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