ヨガの種類と難易度、ハタヨガなど

昨今の健康志向ブームにより、ヨガ教室を街中で見たり、ヨガをやっているという人の話を聞いたりすることが増えたのではないでしょうか。しかし、ヨガと一口に言っても様々な種類があります。ポーズに一つ一つ名前があるように、ヨガの種類にも名前がついていて、難易度もそれぞれ違います。

今回の記事では、そんなヨガの種類(流派)について、難易度や人気、ご紹介したいと思います。ヨガを始める際などの参考にしていただければ嬉しいです。

難易度:易しい

マタニティヨガ

マタニティヨガは、その名の通り妊婦向けのヨガです。妊娠初期は流産の危険があるため、一般的にマタニティヨガは安定期以降の妊婦さんを対象にしています。妊娠中の運動不足解消や血行促進により、安産を目指すことが目的となっており、ゆったりと難易度の低いポーズを取ります。

妊娠中のエクササイズとして、マタニティスイミングやマタニティエアロビクスと並んで人気があります。妊娠中からママ友を作るために始める人もいるようです。

難易度:中くらい

ハタヨガ

「ハタ」とはチカラを意味し、アーサナ(ポーズ)と呼吸法を合わせた健康促進の意味合いを持つヨガです。ハタヨガは、日本で最も普及している一番人気のヨガの種類と言ってもよいでしょう。スポーツジムなどのヨガクラスで行われているのは、だいたいハタヨガです。

ホットヨガ

ホットヨガは、ポーズや呼吸法はハタヨガと同じであることが多いですが、行う環境が特徴的です。ホットヨガは、室温が37度くらい、湿度が60パーセントくらいという高温多湿のスタジオの中で行い、発汗による新陳代謝の促進や脂肪燃焼効果が期待されるヨガです。

特別な環境が必要なため、スポーツジムなどではなく、ホットヨガ専用スタジオで行われていることが多いです。
温度や湿度が高ければ良いという訳ではなく、下手すると逆に悪影響で、体に悪い場合もあるので、きちんとした環境が提供されているスタジオかどうか確認しましょう。

難易度:難しい

アシュタンガ・ヨガ

有名なヨガエクササイズの中で、『太陽礼拝のポーズ』という一連の動きがありますが、これはアシュタンガ・ヨガの最初に行われるポーズです。アシュタンガ・ヨガでは、ポーズを組み合わせて連続して取っていくなど、運動量が多く、全身の筋肉を使うエネルギッシュなヨガです。

パワー・ヨガ

パワー・ヨガは、アシュタンガ・ヨガがベースになっているもので、アシュタンガ同様に一連の動きとして複数のポーズを連続して行っていくのが特徴的です。
ハリウッドスターの間で人気のことから、ハリウッド・ヨガとも言います。このことからも分かるように、ハリウッドスターのように健康的な美を手に入れたいという若者の間で普及しているヨガとなっています。

リラクゼーションというよりは、フィットネス的な要素が強く、脂肪燃焼や筋力増加に効果的な反面、体への負担も高めなので腰痛や膝の痛みを感じる人もいます。

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