クラシックバレエ用語集、回転の種類編

小さいころから始めた子供は、自然とバレエ用語を覚えることができますが、ある程度の年齢になってからバレエを始めた場合、多くの人がまず戸惑うのはバレエ用語の覚えにくさなのではないかと思います。

バレエ用語は、一体何語なのかというとフランス語が語源のものなんですよ。普通の日本人には馴染みがない言語ですので、意味も連想できず、覚えにくいのも当然ですよね。

バーレッスンや、センターレッスンで、先生がパ(一連の動き)を説明するときにバレエ用語がバンバン出てきますが、用語を知らないとレッスンに付いていけない、見よう見まねで前の人を必死に追うしかない、という状態になってしまいます。

ということで、今回は回転編のバレエ用語集をやり方、難易度付きで作ってみたので、家でバレエレッスンの予習復習するときなどに役立てていただければと思います。好評であれば、ジャンプ編なども作るかもしれません。

初心者でもわかるように、専門用語は極力使わずに作ってみました。

回転の種類編

ピルエット 難易度:中

バレエの回転技で代表的なのがピルエットです。

やり方:まず第4ポジション(第5ポジションの場合もある)に立ち、片足を軸に右回り(ピルエット・アン・ドゥオール)または左回り(ピルエット・アン・ドゥダン)に回転します。軸足じゃない方の足は、パッセにします。

2回転(ダブル)、3回転(トリプル)・・・と何回もピルエットを回れるようになると楽しいです。回転中の腕のポジションは、胸の前(アンナバン)が基本です。

初心者は1回転でも難しいので、すぐにできなくてもご安心を。

シェネ 難易度:中

シェネは、鎖という意味で、鎖が繋がっていくようにドゥミ・ポワントまたはポワントで回りながら横方向に移動していくパです。社交ダンスや新体操、ジャズダンスでも見る動きですね。

やり方:第5ポジションから片足を前から横方向(進む方向)に出し、半回転づつ体重を左右の足に移動させながら両足でクルクルと回っていきます。

回転中の足のポジションは、第1ポジションを意識し、手のポジションは基本的に胸の前(アンナバン)です。

ピケ・ターン 難易度:中

ピケターンは、イメージとしては、進みながらピルエットを連続して行う感じですね。

「ピケ」の意味は「突き刺す」で、片足を突き刺すようにしながら回ります。女性バリエーションのラストの見せ場によく行われます。

やり方:第5ポジションから片足を前から横に出し、その足に体重を乗せてパッセで回転したら、軸足をプリエ、もう片方の足を前に出した状態でアテール(床)に着地し、次の回転へと繋げていきます。シングルとダブルを組み合わせたり、上級者になると全部ダブルだったりします。

回転中の腕のポジションは、主に胸の前(アンナバン)ですが、頭上(アンオー)などの場合もあります。初心者が見よう見まねでやると絶対に目が回ります。シェネと同様、首や目線などコツがいる動きです。

ストゥニュー 難易度:低

ストゥニューは比較的簡単なので、初心者でも取り組みやすいです。

やり方:両足で回りながら、1回転をする技です。まず、片足をプリエにしてもう片方の足を横に出します。その出した足のつま先に体重を乗せて、もう片方の足を引き寄せて、素早く1回転します。回転中の腕のポジションは、主に頭上(アンオー)または胸の前(アンナバン)です。

グラン・フェッテ(・ロン・ドゥ・ジャンブ)・アン・トゥールナン 難易度:高

日本では、通称グランフェッテです。黒鳥の32回転などの見せ場で披露されるもので、難しいです。

イメージとしては、その場で片方の足をずっと下ろさずに動かしながらピルエットし続ける感じですね。

やり方:片足を軸に、シングルまたはダブルでピルエットをしたら、軸足はプリエに降りて、軸足ではない方の足は、前から横に回して次のピルエットへ繋げます。それを繰り返し、何回転も回る技です。腕のポジションは、基本的には胸の前(アンナバン)ですが、上級者になると途中でアンオーを入れることも。

イタリアン・フェッテ 難易度:高

イタリアン・フェッテも上級者向けです。スワニルダのバリエーションや、海賊のバリエーションで見られる技ですね。

やり方:片方の足を斜め前方にデヴェロッペ(上げる)したら、その足を下ろしながら軸足はプリエにし、もう片方の足を前に出しながら、後ろを向きます。そして、その上げた足をキープしたまま、アチチュードの形で前を向きます。このとき、軸足はドゥミポワント、またはポワントです。これを繰り返します。

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